ベルリン自由大学・ボン大学・ケルン大学・ハレ大学
ボーフム大学、デュッセルドルフ大学への
留学を希望する筑波大学生へのQ&A

(2017年4月現在)

  • ドイツ各大学の冬学期からの留学について、留学相談・エントリーを受付中です。こちらから連絡を取ってください
  • ケルン大学ヨーロッパ研究コース(英語プログラム)の参加希望者のエントリーをこちらで受付中です。4月28日締め切りです。
  • 留学案内の催し物として、以下の企画が予定されています。
    • ケルン大学留学説明会(2017年5月18日6限予定、ケルン大学国際オフィス、ミュラー課長をお招きして)
    • ドイツ留学説明会(2017年10月25日夕方、Student Commonsにて。引き続きドナウの会開催予定)
  • ドイツの協定大学への留学には、人社系(芸術・教育も含む)の研究分野の場合、奨学金(JASSO)がつけられる可能性があります。詳しくは問いあわせてください。
  • ドイツ留学説明会を10月26日(水)16時半から、ステューデント・コモンズで開催しました。その様子はこちら(英文はこちら)に記録が残っています。また、ドイツ・ヨーロッパ関連の留学報告・留学説明会を開きました。(2017年4月12日)
  • ベルリン、ボン、ケルン、ハレの4大学への留学希望者向けに、各大学の応募締め切りと必要書類の一覧ページを作成しました。こちらです。
  • ドイツの大学に留学するには、ケルン大学の英語コースを除いて、基礎的なドイツ語力が必要です。とりわけベルリン自由大学の場合、学期前のドイツ語コースにも、最低A2以上のドイツ語力がないと入れてもらえませんのでご注意ください。またハレ大学教育学部はB2以上のドイツ語力を前提として求めています。
  • 筑波大学に留学中のドイツ人学生とのコンタクトについては、こちらをご覧ください。
  • ドイツ留学を考えている方は、先輩留学生の体験記がとても参考になります。このページの下の方(こちら)にまとめてありますので、大学選択などの参考にしてください。
  • 筑波への留学経験者のAlumni(同窓会)がボンとベルリンで活動しています。2016年6月の同窓会についての記録はこちら。また、本学からの留学生の当日の報告書はこちら。 2016年11月のベルリンの同窓会についての記録はこちら

筑波大学はいくつかのドイツ語圏の大学と、全学協定を締結し、学生交流を行っています。
筑波大学に在籍する学生は、これらのドイツ語圏の大学に留学することができます。
ここではそのうち、私(相澤)が担当教員として世話をしている
ベルリン自由大学(2008年から)
ボン大学(2011年から)
ケルン大学(2013年から)
ハレ大学(2013年から)
ボーフム大学(2016年から)
デュッセルドルフ大学(2016年から。人社系部局間協定)

の6大学への留学を考える筑波大学生に、必要情報を提供します。
(このページはドイツの大学の最新情報とリンクしているため、
ときどきリンク切れが起きますが、ご了承ください。
リンク切れ情報や、自分で探しても見つからない場合は、担当者(コンタクト)に連絡してください。)

留学希望する場合は、おおむね次のようなステップを踏むことになります。

1. このサイトを見て、担当教員の相澤とコンタクトをとり、留学意志を伝える。
     ・ 留学のおよそ1年前ぐらいが理想です。)
2. 留学先となる大学の情報を集めて、留学先を決定する。
     ・ 留学のおよそ半年前までに決定します。
     ・ 希望者多数の場合は選考される場合があります。
        特定の大学に応募者多数の場合、留学予定学期から数えて前学期直前の
       夏休み前、または春休み前までに、応募者を確定して選考します。
3. 派遣が決定したら、必要書類を集め、応募書類を作成する。(必要書類は大学により異なります。)
4. 応募書類を担当教員に提出する。書類は担当教員から先方大学に送られます。

このサイトを見て具体的に留学を検討する人は、早めに一度担当教員の相澤とコンタクトをとってください。
なお、担当教員を通さないと交換留学はできません。

ベルリン自由大学への留学に関連する一般情報としては、こちらを参照してください。
(英文ですが交換留学に関する重要情報はほとんど載っています)
応募を考える人は、
交流協定による留学についての情報は:http://www.fu-berlin.de/studium/international/studium_fu/auslandssemester/direktaustausch_in/index.html 
留学生の履修授業については: http://www.fu-berlin.de/studium/international/studium_fu/auslandssemester/Studienangebot-fuer-internationale-Gaststudierende/index.html
などを参考にしながら、以下の3点の資料をダウンロードして利用してください。
(記入できるPDFフォームフィールドが開くよう、ブラウザ上で見るのではなく、きちんとダウンロードして記入してください)
Application for admission FU Berlin.pdf
Fact Sheet FU Berlin 2017-18.pdf
Immatrikulationsformular_Enrolment form.pdf
Meet_the_World.pdf(参考資料)
Flyer Student Exchange(参考資料)

ボン大学については、こちらのサイトを参照してください
 (言語はサイト内で独英仏から選べます。英語はこちら
留学に必要な書類などすべての情報が書かれています。
ボン大学の交換留学の説明および必要書類
応募に際して必要書類のチェックリストはこちらです
また、ボン大学留学関連の重要情報一覧はこちらです。
ボン大学日本学では日本からの留学生向けにこんなサイトも作っています。

正規の留学生交流に加えて、ボン大学では伝統あるドイツ語講習を行っています。
ボン大学でのドイツ語講習(夏期講習)
(夏期講習は5月末頃締め切り。満員の場合はそれ以前に締め切り。
2016年3月の場合、4週間の参加費は625ユーロ)
ほかに、一般向けの夏期講習もあります。(昨年のパンフはこちら→ボン大学夏期講習(2016年7月25日~8月5日)

ボン大学・高麗大学とともに実施している
日独韓共同修士課程(TEACHプログラム)に関心のある方はこちら
随時説明会を実施していますのでコンタクトしてください。

ケルン大学については以下の書類をダウンロードしてください。
筑波大学から交換留学予定者としてノミネートされた場合は、5月中旬以降にお伝えするケルン大学のサイトから
直接ログインしてエントリーシートを記入していただくことになります。
(記入できるPDFフォームフィールドが開くよう、きちんとダウンロードしてください)
Fact-Sheet

Student Application Form
 なお、ケルン大学は、2016年秋学期から、英語による現代ヨーロッパ地域研究コースの交換留学プログラム
"Contemporary European Studies" auf Englisch
をスタートさせました。
2016年向け募集パンフレット
コース説明パンフレット
先輩学生による履修説明-1
先輩学生による履修説明-2
先輩学生による履修説明-3
次回募集は2017年/18年冬学期留学分となります、募集は2017年4月から行います。
なお定員5名の枠を超える応募者があった場合は選考されますので、予めご承知おきください。

ハレ大学
の入学手続きについてはこちらをご覧ください(ドイツ語のほかに英語サイトもあり)。
筑波大学担当者(相澤)からハレ大学に交換留学希望者についての情報を送ると、
申請のオンライン・サイトのアドレスが送られて来ることになります。
締め切りは5月15日または11月15日です。

ボーフム大学の手続きについてはこちらをご覧ください。(英語サイトはこちら
筑波大学担当者(相澤)からボーフム大学に交換留学希望者についての情報を送ると、
申請情報がメールで送られてきて手続きを開始することになります。
締め切りは6月15日または12月15日です。
ボーフム大学留学についての詳しい情報(2016年版)はこちらをご覧ください。(英語版はこちら


デュッセルドルフ大学とは、2016年10月から人社系の部局間協定がスタートしました。
手続きはこちらをご覧ください。
巨大な現代日本研究や言語学など、個性ある大学で、ドイツ語コースなども充実しているようです。
締め切りは、秋学期からの留学の場合、4月末日までに筑波大学のノミネート結果を先方にお伝えし、
7月15日までに応募書類提出となります。

_________________________________________

なお、ドイツ語圏の全学レベルの協定校としては、ほかに
バイロイト大学もあります(担当は現代語現代文化専攻の武井隆道先生)。

大学院の方で、1年以上の長期留学を考えている場合、ドイツ学術交流会(DAAD)などの奨学金を検討してください。
くわしくはこちら

筑波大学には上に述べてきた全学協定の他に、さまざまな部局間協定があり、該当する学類学類・研究科学生は留学が可能です。
リストはこちらを参照してください。

部局間協定(特定の専攻や学類だけが関係する協定)はStuttgart, Leipzig, Bochum, Cottbus, Münchenなどの各大学と結ばれています
ただし部局間協定の場合、学類生では利用できないケースも多いのでご注意ください。

これまでの留学経験者の体験記はこちら
ケルン大学ヨーロッパプログラム(2016年)-1
ケルン大学ヨーロッパプログラム(2016年)-2
ケルン大学ヨーロッパプログラム(2016年)-3
バイロイト・テュービンゲン大学(2005/6年)
ベルリン自由大学(2012年度)
ハレ大学(2013年度)
 ベルリン自由大学(2014年度、手続きなどについての詳細な情報付き)
 ボン大学(2015年度)
 ベルリン自由大学(2016年)
 ケルン大学サマースクール体験報告(2016年)
 ベルリン自由大学での留学体験記(2016年)
 ベルリン自由大学の留学手続きに関する情報(2016年)

ドイツに留学をしている学生のみなさんへ

ドイツに留学を開始したら、こちらから、現地での緊急連絡先を必ず登録するようにしてください。
何か問題があった場合は、ボンオフィスまで連絡してください。ボンオフィスのHPはこちら


Q ドイツの大学に留学したいのですが、どの学類の学生でもできますか?
A はい。上記3大学は全学協定ですから、どの学類の学生でも可能です。ただし、たとえば建築など、ベルリン自由大学では存在していない分野などもあります。留学先にどのような学部があるか確認し、できれば事前に連絡をとって、自分が学びたい専門分野がある大学を選びましょう。

Q 大学院生も留学できますか?

A はい。もちろん院生の留学も可能です。ただし大学院生の場合、先方のマスター課程などに受け入れてもらうための審査などが別途必要となる場合があり、博士課程博士課程の場合は指導教員とのコンタクトなどが必要です。

Q 留学を希望するのですが、具体的手続きはどこから始めればよいのでしょう?

A このサイトを見ることからです。そして、留学できる条件を満たしていると思ったら、連絡教員とここからコンタクトを取ってください。まずは詳しく話をおききします。

Q 留学手続きには、しめきりはありますか?
A 原則として、留学開始の半年前までには、先方に書類送付が完了していなくてはなりません。例えば4月からの夏学期から留学したい場合、前年の9月から10月頃に筑波の学内選考を行い、書類を先方に提出しますので、遅くとも7月までに予めこのフォームで問い合わせてエントリーし、面接などの選考を経て、9月前半に申し込んでください。10月からの冬学期に留学したい人は、前年の2月頃に選考を行いますので、1月までにこのフォームでエントリーし、2月前半までに申し込んでください。(エントリー期間終了後の申込みは、まだ空きがある場合にしか受け付けられません。) 
なお、個別の大学毎の締め切りは各大学のHPに記されているとおりですが、実際には、筑波学内での選考などもありますから、ぎりぎりになってからの申込みでは遅すぎる場合もあります。たとえば冬学期へのエントリーは、ベルリンの場合は4月末、ボンの場合は5月末までの先方に書類が郵送で到着しなくてはなりませんが、人気が高い場合は早めに定員枠が埋まることもあります。上に記したように、できれば留学予定の一年ぐらい前から、担当教員とコンタクトを取るようにしてください。

Q 留学手続きには何が必要ですか?

A ベルリン自由大学の場合、上記のサイトにある申込書にあるように、この申込書に記入した上で、

- The completed application form 留学願書
- The completed pre-enrolment form 入学願書
- 1 photocopy of the certificate of the university the student is enrolled at (i.e. transcript, record, grade report, relevé de notes) 大学の成績・在学証明書コピー
- photocopy(ies) of the student’s B. A., M. A. or other final degrees (if already available) (あれば)学士・修士号証明書のコピー
- 1 photocopy of the student’s passport (page with photograph)
- 1 curriculum vitae  履歴書 (ドイツ語または英語で)
- study proposal outlining which subject(s) students would like to study  ベルリンでの学修・研究計画(なるべくドイツ語で)
(Hard copies or scanned documents attached to an e-mail are accepted.)

が必要になります。

ボン大学の場合、やはり上記の必要情報が書かれたボン大学のホームページにあるように、オンラインで自分で申し込むのに加えて、以下のものを準備してください。これらが揃ったら、担当教員に提出してもらうことになります。


Q 留学を始めるのはいつ(何月から)がよいのでしょうか?

A ドイツの学期(Semester)は、冬ゼメスターは10月から3月、夏ゼメスターは4月から9月です。ドイツでは冬ゼメスターから始まるのが基本ですが、通年ではなく学期完結の授業が多いですから、4月から留学に行ってもそれほど支障にはならないケースが多いと思います。筑波大学でも通年授業は減っていますが、学年途中の9月から学年をまたぐ形で一年間留学して大丈夫か、指導教員などの先生や支援室に確認してください。


Q 私はいま学類の1年生ですが、1年生の2学期から留学できますか?
A できません。留学ができるのは、1年間筑波大学で勉強して2年生になってからです。

Q 留学するのに最も適切な学年はいつごろでしょうか?
A それぞれの学生の人生設計に関わる話なので一概に言えませんが、気軽に留学に行ける期間は意外に短いことを1年生のうちから考慮しておくことが肝心です。まず1年生のうちは上述のように留学できません。2年生になれば留学できますが、多くの場合まだドイツ語力がかなり弱く、できればもう少しドイツ語を勉強してから、と考えてもおかしくありません。3年生になってから留学する場合、帰国後留年せずに4年間で卒業しようとするのであれば、帰国する3月時点ではすでに就職活動が始まっています。4年生になってから(留年せずに)留学しようという場合は、就職や大学院入試、卒論提出といった要所要所で帰国する必要があり、実質不可能です。というわけで、留年しないで1年間留学するのは、現実にはかなり難しく、それを実現させるためには入学したての頃から綿密な計画を立てておくことが望ましいでしょう。留年せずに留学し、就職活動もきちんとしたいという場合は、2年生の夏休み頃に留学を開始し、3年生の夏休み終了時には帰国する、というのが最も現実的でしょう。(ただし、そのためには筑波大学内で年度をまたいだ形で通年科目の単位が履修できるよう、担当教員や支援室教務担当と予め詳細に相談し、了承を得ておくことが前提となります。) あるいは、かなりもったいなく、駆け足になってしまいますが、半年間だけの留学という選択肢もあり得ます。
4年間で卒業することはあきらめて1年間留年することを前提とするなら、たとえば2年生が終わった時点、あるいは3年生の夏休み頃から、一年間ドイツに留学するというのが、就職活動などに対して最も影響が少ない選択肢となるでしょう。以上が学類生の場合です。
大学院生の場合は、特に将来研究職を目指す院生は、修論前、あるいは修論後に一年間留学する選択肢は、学類生に比べて比較的容易かもしれません。

Q 留学期間はどのぐらいまでですか?
A 最低で(先方の)1学期間、最長で1年間までです。

Q 留学の延長はできますか?
A 1年を越える在学(留学期間延長)はできません。留学期間後も交換留学先の大学に残りたい場合は、新たに、それぞれのドイツの大学で個人レベルでの入学手続きをし直さなくてはなりません。その場合、語学試験などを受ける必要が生じます。

Q 留学中は筑波大学は休学することになるのですか?
A いいえ、筑波大学を休学して協定校に留学することはできません。必ず所属の支援室教務担当に『留学』届けを提出し、学群長の留学許可書を得てください。許可がなければ交換留学として認められません。また、派遣の各種奨学金も申請できません。

Q 留学中の学費はどこで払うのでしょうか?
A 交換協定ですから、筑波大学に学費を通常通り支払ってもらうことになります。その代わり、ベルリン、ボンなどの留学先では学費を支払う必要はありません。(そもそもドイツの大学では学費はありません。) ただし、学費以外の必要諸経費(とりわけ、市内交通無料権などを含むセメスターチケット)や医療保険(必須)など、入学に伴って必ず発生する費用は現地で支払う必要があります。

Q ドイツで取った単位は筑波で認定されますか?
A 交換協定なので、本学でも対応する科目がある場合には、基本的に単位互換が認められるのが原則です。ただし、最終的な単位互換の可否は、各学類や専攻において決定されます.詳しくは学類毎に扱いが異なる場合があるので、支援室で尋ねてください。

Q 交換留学の枠は何人ですか?
A ベルリン、ボン、ケルンは、同時に5人までです。ハレ、ボーフム、デュッセルドルフは3人までです。応募者が定員枠を越える場合は、担当教員が面接の上、留学動機や成績、ドイツ語能力などに基づいて選考します。

Q ドイツへの留学は申請すれば必ずできるのですか?
A 定員枠がありますから、応募者がその枠を越えた場合には、担当教員に選考を一任していただきます。とりわけケルン大学の英語コースは定員超過が予想されます。定員枠が空いている限りなるべく希望を尊重したいと思いますが、他方で大学間協定における留学生選考は先方への責任を伴うものですから、たとえ定員枠に余裕があっても、留学目的に具体性がなかったり、動機が漠然としていたりする場合、また筑波での学習態度に問題があると思われる場合、あるいは希望を満たす学科が先方に存在しない場合、またドイツ語力が不足すると思われる場合などには、留学生として推薦しないことがあることを予め了承してください。

Q 奨学金はもらえますか?
A 学内で提供される「はばたけ筑大生」日本学生支援機構(JASSO)トビタテを始めとして、各種奨学金の可能性を探してみてください。修士以上の研究留学であれば、DAAD(ドイツ学術交流会)や学振などの1年以上の留学奨学金などを獲得できるのが理想ですが、ハードルも高くなります。ドイツに行ってから現地の奨学金を獲得できる可能性は交換留学の場合はあまりありません。なお、それ以外にドイツの大学との学生交流のために日本学生支援機構の奨学金申請が筑波大学として通っている場合は、特別枠がある可能性があります。詳しくは担当教員にお尋ねください。

Q 奨学金をもらうための成績基準とはどのようなものですか?
多くの場合、前学期までの成績のGPA(成績評価係数)が2.3以上ないと、奨学金申請ができません。ただし、ここでいうGPAとは、日本学生支援機構による独自の計算式に基づく成績評価係数のことで、筑波大学内のローカルルールで通常言っているGPAとは異なり、渡航する前年度1年間の成績を3点満点で計算するものですから注意してください。
学生支援機構によるGPA計算式は

成績評価係数={3.0×(A+とAの取得単位数)+2.0×(Bの取得単位数)+1.0×(Cの取得単位数)+ 0×F取得単位数}÷総単位数(F/不可を含める)

となります。 (小数点第三位を四捨五入。評価が「認定」のものは計算に含めない。科目数ではなく取得「単位数」で計算してください。 留学を考える人は、直前になって地団駄踏まずに済むよう、ふだんからいい成績をとるように心がけてください。
この式を見て分かるとおり、Dをいくつか取ると奨学金取得はほぼ絶望的になりますから、いったん履修した授業の放棄は絶対にしないよう心がけてください。
なお、ドイツの大学の夏期講習に参加したい人には、DAADから夏期講習に特化した奨学金制度(語学研修奨学金(ISK) 夏期講座奨学金(HSK))があり、こちらは比較的通りやすいようすです。前年度11月頃までの早めの申込みが必要ですので、DAADホームページ(こちら)の情報を確認してください。


Q 先方には学費を支払う必要がないなら、筑波を休学して、交換留学生としてではなく個人としてドイツに留学する方が、安上がりになってよいように思うのですが?
A 先方が受け入れてくれる限り、一般学生としての留学は可能です。ベルリンやボンだけでなく、ドイツのどの大学にも、そうした形で留学することは可能です。ただ、恐らく大きなハードルはドイツ語試験です。交換留学生はドイツ語試験を免除されますが、交換留学ではない一般の留学生は、ドイツ語の試験に合格しなくてはなりません。なお、ドイツの大学で勉強できるためのドイツ語試験は日本国内で予め受けることも可能です。TestDaFという試験ですが、専門にドイツ語をかなり勉強しないと合格はかなり難しいと思われます。TestDaFについて詳しくは日本語での解説サイトなどをご覧ください。なお、そうした形での留学は完全に個人ベースになりますので、双方の大学の交換留学制度に基づく支援は受けられません。

Q ドイツ語試験を受けないでも留学できるという点で交換留学生が大きなメリットを持っていることはわかりましたが、ほかに交換留学のメリットはありますか?

A 交換学生については、大学相互で世話をしているので、何かあったときに留学生課が親身になって面倒を見てくれる可能性が高くなって多少安心です。また、学生寮などを希望すれば優先的に入れてくれます。(ただし、筑波の学生寮の状態を知っている皆さんは、過剰な期待を持たない理性を既に身につけているかもしれません。) 

Q ベルリン自由大学は大きな大学なのに、そこに存在していない専門分野があるのはなぜでしょう?
A ドイツの伝統的な大学には、19世紀まで長らく学術とは見なされてこなかった工学部はないケースが少なくありません。ベルリンには公立大学として、自由大学(FU)の他に、フンボルト大学(HU)と工科大学(TU)があります。そこで、たとえばTUで勉強できる工学系の専門などについては、FUには存在しないといったケースがあり得ます。そうした分野の勉強をしたい場合、FUにある近接分野にまずは籍を置き、いくつかの授業を週に何コマかTUなどに取りにいくといった可能性も場合によっては考えられますが、個別のケースについては先方と連絡をとって確認する必要が出てくることでしょう。

Q 私はドイツ語が全くできませんが、ベルリン自由大学やボン大学などに留学できますか?
A お薦めしません。ドイツ語が全くできない場合は生活にも支障が生ずることが予想されます。ちなみに基本的にドイツでもフランスでも、街で出会う誰もが英語を分かってくれる、というような状況は存在しません。先方大学からも、ドイツ語が全くできない学生は原則として送らないで欲しいとの要請がきています。ドイツ語ができなくても交換留学生として送られるのは、
- BAの中に英語だけの授業で単位が取れるプログラムが確立している分野を勉強する場合
- 修士(MA)/博士課程の学生で、英語だけで研究ができることが分かっている場合
に限っています。とりわけベルリンの場合、ドイツ語ができない学生は語学コースにすら入れてもらえないケースがありますので要注意です。ただし、ケルン大学では2016年秋から、英語による交換留学生のための特別プログラム(ヨーロッパ研究)が存在します。そこでは学修上、ドイツ語能力は前提としませんが、その場合でもドイツ社会で生き延びていける最低限のドイツ語の学習は欠かせません。たとえば、そうした制度を利用して10月からの留学を考える人は、筑波での春学期のドイツ語授業を集中的に履修するなどして、最低限のドイツ語の基礎知識を身につけるようにしてください。

Q 私もドイツ語があまりできませんが、それでも留学したいです。英語の授業だけを選択して留学するようなことはできないでしょうか?

A ケースバイケースですので、一概にはお答えできません。学類生の場合だと、上記のケルン大学の特別コースの他にも、英文学や北アメリカ研究であれば、ほとんどのコースが英語で提供される場合もあるとのことですので、身振り・手振りで生活してゆく自信があれば、ドイツ語ができなくても英語だけで勉強してゆくことができるかもしれません。それ以外の学類生は、ドイツ語ができないとバッチェラーコースで勉強してゆくことはほぼ不可能です。英語使用状況を詳しく確認したいなら、自分が留学希望する専門分野の講義目録(多くの場合ネット閲覧可能)をチェックしてみてください。(個別の専門分野に関するこうした質問については、筑波大学では残念ながらお答えできません。) 以上が学類生の場合ですが、それに対して特に理系の大学院生が現地のマスターコースに留学する場合には、かなりの部分を英語により勉強することのできるコースも開設されている場合があります。たとえば化学や西欧学、国際関係論などのマスターコースがそれに該当します。ベルリン自由大学の場合、詳しくは解説ページ
を参照してください。

Q ドイツ語の能力証明が申請時に必要とされています。どんな証明があるのでしょうか?

ドイツ語の能力証明は、欧州共通参照枠のA1~C2の6段階によって表現されるのが一般的です。
くわしくは、日本語で読むのであれば東京ドイツ文化センターのHPを参照してください。
各レベルの能力試験も東京ドイツ文化センターで行われており、事前に公表されている日程にあわせて検定試験を受けることができます。
なお、A1とA2レベルの能力試験については、毎年度末に、筑波大学キャンパス内で、スタートドイツ語の試験として受けることができます。これは、大学からの補助金も出るため多くの場合無料で受けられますので、ぜひ試験を受けておいてください。
2016年2月に行われた試験についてはこちらに情報サイトがあります。
なお、交換留学生としてではなく一般正規生としてドイツの大学に留学するには、一般に最低でもB1レベル、ドイツ文学など特定の学科ではB2レベルの語学力取得が求められています。そのため、B2以上のドイツ語能力を検定してドイツの大学に入学できるかどうかを細かく判定する特別な試験としてTestDaFも存在しており、日本でも試験を受けることができます。これらの試験に合格すると、その後さまざまな資格として国際的に通用します。
交換留学生の場合は、それほど厳しい語学試験の合格は必須要件とはされていないことが普通ですが、それでも語学力が乏しいと実際にはせっかく授業にでても分かりませんから、留学を目指す人はドイツ語力の向上にぜひ心がけてください。

Q 修士(マスターコース)への留学手続きは学類生の場合と違うのですか?
A 基本的には同じですが、各マスターコースからの入学承認手続きが別途必要となることがあります。この手続きは、留学希望者が直接、留学希望先の研究科(研究所など)とコンタクトを取って、担当教授などの承認書を取る必要があります。博士課程の学生の場合は、先方の指導教員とのコンタクトなどを事前にとるのが普通です。

Q 主としてドイツ語の勉強をしに留学したいのですが。
A 筑波大学でも外国人留学生のための日本語授業があるように、ベルリンでもボンでも外国人留学生のためのドイツ語授業があり、受講できます。ただし、あくまで何れかの専門の学部に在籍して勉強しに行くのがメインであり、語学講習は追加的な補助プログラムであるという認識でいてください。また、そうした場合は留学の補助ないし代替としての「夏期講習」も現実的な選択肢です。ドイツでは非常に多くの大学が、夏期講習(場合によっては他の時期にも)を有料で提供しています。時期も期間もバラエティに富んでおり、ドイツ語学習を主目的とするコースの他に、文学や法律、ヨーロッパや音楽など、メインテーマを決めてドイツ語学習と組み合わせているケースも多く、自分に適したコースを見つけるのも愉しみの1つです。関心のある方は、DAADのこちらのポータルから、検索条件を入力してみてください。

Q 旅行保険はかけていった方がよいのでしょうか?

A 一般論として、留学中の病気や怪我、手荷物の紛失、事故や損害賠償等の対応のために旅行保険は必須です。ただし、ドイツの大学で入学手続きを行う際には、現地の医療保険(Krankenversicherung)に別途加入し、そこでもらう加入証明書を大学に提出しなくてはなりません。つまり、ドイツ滞在中には、旅行保険とは別に、たとえばAOK(Allgemeine Ortskrankenkasse)などの現地の医療保険に加入をすませないと、ビザの手続きも大学入学もできません。(日本の通常の旅行保険では、歯科医療がカバーされていないなどの問題があり、入学手続きに際しては認めてもらえないケースが多いようです。) その意味で、出発に際してかける旅行保険は、医療保険に関する限り、現地到着後大学での入学手続きが終了するまでの期間についてのみ加入していけば十分となりますが、盗難や帰路の事故などに備える旅行保険は別途考えておいてください。
保険に加えて、筑波大学では、海外危機管理会社(日本エマージェンシーアシスタンス株式会社)が運営する海外安全危機管理サービス「OSSMA(Overseas Students Safety Management Assistance)」に加入していますので、ぜひこちらも申し込んでいってください。詳しくはhttp://g-commons.global.tsukuba.ac.jp/news/news/applicationguide/を参照してください。
なお、海外でのさまざまな事件・事故のケースには、筑波大学から連絡を取る必要がありますので、ドイツ留学して住居・連絡先などが決まったら、こちらから連絡先をボン・オフィスに必ず連絡してください。また、大学としての危機管理についてはこちらのサイトを参照してください。

Q ドイツのようすを知っている人にもっと話を聞きたいのですが。
A 本学にはベルリンなどからの留学生が常に複数名来て勉強しています。ドイツ人留学生と日本人学生との交流会(「Baumkuchenの会」)なども火曜日の夜などに行われていることが多く、そうした機会を利用して彼らと知り合ってください。こうした会で知り合ったドイツ人学生には、留学先で引き続き仲良くできる可能性も大いにあります。Baumkuchenの会にはホームページから参加を申し込めますが、分からないようでしたら、担当教員に問い合わせてください。情報を差し上げます。

Q ビザを事前に取得する必要はありますか?
A 日本人の場合は、ドイツ到着後、現地で入学手続きをすると、その書類をもとに留学ビザを取得することができます。ただし私費留学の場合、滞在中の経費を両親に負担してもらうのであれば、ご両親等の保証人による「経費負担証明書」を出発前にドイツ大使館などで作成していくことが必要な場合があります。くわしくは大使館のサイトを見て確認してください。
(重要なポイントであり、また手続きが変更されることもありますので、この点は必ず各自で事前に確かめてください。)

Q 私は中国国籍ですが、筑波大学には普通の入試ではいりました。ドイツへの留学はできますか?
A 問題ありません。ただし、ビザ取得の仕方が中国人やロシア人の方は日本人とは違っていますので、ドイツ大使館を通して早めに申請する必要があります。なお、外国人の場合、日本人学生向けの奨学金には応募できませんのでご注意ください。

Q 留学したら学期が始まる前にまず語学講習に行きたいと思います。どのようなコースがあるでしょうか?

どの大学も、学期が始まる直前の3月または9月に、4週間程度の語学講習を開いていますが、その内容や期間、料金は、個別に問いあわせてください。
ボン大学の場合、参加費は4週間で625ユーロ(2016年)です。通常の語学コースに比べればかなり割安なため、開始の3ヶ月前ぐらいに満杯になることが多いようです。ボン大学からいただいた内容説明は以下のとおりです。

As you know, our 4-week course Orientation course is optional for direct exchange students (but an integral part of our Junior Year Program) aiming to optimally prepare your students for studying at our university. We strongly recommend this course to all students and especially to students with basic or intermediate language skills. The course comprises 68 units of language instruction plus 12 hours of workshops and thus helps students immensely to boost or brush up their German skills. In addition, we offer an extensive cultural program including excursions, museum visits and social activities with Bonn Buddies, that is students from Bonn. And as in every proper Orientation Course, we help the students with formalities and offer several days of group and individual counselling:
http://www3.uni-bonn.de/studying/international-students/exchange-and-study-abroad/jyp/courses/orientation-course

なお、ベルリン自由大学の場合、ドイツ語力がA2レベルに達していないと判断されると、語学講習にも参加させてもらえません(事前に支払った料金は返却される)のでご注意ください。


留学してみようかと考えたら、まずこちらから留学相談にエントリーしてください。
留学希望者も、まずここから担当教員とアポイントメントをとってください。
その他の質問がある場合はこちらまで。

 このサイトは、ベルリンやボン、ケルン大学などへの留学を考えている筑波生の便宜のために必要事項を記したものですが、あくまで目安にすぎません。
情報には正確を期しているつもりですが、情報が古くなったり誤ったりしている場合もないとは言えませんし、責任を取ることもできません。
重要な事項については、各自必ず自ら確かめ、あるいは担当教員とコンタクトを取って、確認してください。

                                         
  http://www.germanistik.jp/austausch/frageundantwort.html

ドイツ各大学との連絡担当教員: 文芸・言語専攻教授 相澤 啓一